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リベンジポルノ・晒し動画、HIMEPAで消せます…!着手金無料弁護士相談に連絡を

もしも性暴力被害に遭ったら

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リベンジポルノや晒し被害といった、デジタル性暴力の被害が拡大しています。
SNSでのグルーミングで小中学生でも被害に遭っている現状があります。

あなた自身、あるいは子どもが、こんなことで困っていませんか。

・DMで裸の画像を送ってしまった
・マッチングアプリなどで知り合った相手に性行為を盗撮されていた
・元交際相手や交際相手に性行為の動画を撮られた

このようなデジタル性暴力被害に専門で対応できる弁護士、サービスがあります。

目次

リベンジポルノをはじめとしたデジタル性暴力、消すのが難しいとあきらめていませんか?

デジタル性暴力は、インターネット上に裸の画像や動画が一度でもアップロードされてしまうと、どんどん転載されて拡散されてしまったり、一度消してもまた別の場所に上がっていたりして、対処が難しいケースです。
撮影した加害者や最初にアップロードした加害者だけでなく、顔が見えない相手からも加害が続き、警察に行っても加害を止めることが難しいと言われてしまったり、画像動画を消すのは難しいと言われて苦しんできた方々が多くいます。

デジタル性暴力に対応できる技術と弁護士相談プロジェクト

そんな状況を解決に近づけるサービスと、弁護士による法的相談プロジェクトがあります。

AI技術でリベンジポルノを自動で探し出す「HIMEPA」

HIMEPAサービスページより

HIMEPAは、膨大なインターネット上から削除したい画像や動画を探すことができるAI技術です。
顔が写っている画像や動画であれば、顔写真と突き合わせすることで、被害にあった人の動画である可能性が高いものを検知し、URLやアップロード日時など、削除申請や法的手続きの際に証拠として必要になる情報も自動で記録します。

通常、リベンジポルノなどの被害動画を削除したい場合、自分でその動画が転載されているサイトやURLを見つけ、そのサイトに1つ1つ削除申請の連絡をしていかなければなりません。
膨大なインターネットから手作業で動画を探し、削除申請をしていかなければならない状況は当事者にとって大きな心痛です。

また、キーワード検索や通常の検索では、再び動画がアップロードされた際に気づくことができなかったり、キーワードを隠して投稿されている動画は検索に引っかからず消しきれない課題もあります。
HIMEPAは顔で検索をするため、サイト上から網羅的に被害動画を探し、また、一度消された動画が再度アップロードされてもAIがサイト上をクロールしているため、再アップロードを検知できます。

 

 

HIMEPAでの対応の流れ

①HIMEPAに写真を登録し、拡散されている動画を検索

②見つかったらHIMEPAのページに証拠保全&通知

③一斉に削除申請
∟自分で削除申請をしてもほとんどの動画が消えます
∟なかなか削除しない悪質サイトに対しては弁護士が対応します

④加害者への法的対応(刑事告訴、損害賠償請求) をする場合、リベンジポルノ、インターネットにつよい弁護士を紹介します

加害者の情報が分かっている被害であれば、弁護士が着手金無料で対応します

リベンジポルノ法律相談室HPより

デジタル性暴力の被害にあったとき、早く効果的な対応をとるために被害に遭った人は経済的負担も強いられてしまいます。
リベンジポルノ削除の対応をしたり、加害者への対応(報復防止措置、損害賠償請求)、加害者が分からない場合は加害者の特定などをすると、通常着手金だけでも10~20万円かかります。

リベンジポルノ法律相談室では、経済的な負担による泣き寝入りを少しでも減らすために、加害者が特定できている場合は着手金無料で対応をしています。

 

 

弁護士報酬は、加害者から損害賠償の支払いを受けた場合にその賠償額から引くため、被害にあった方に経済的負担はかかりません。

デジタル性暴力にあったら

警察や特定の機関でできることには、それぞれの限界があったりもします。

そのため、被害にあったときは、1つの場所だけでなくとにかくある支援を最大限に使うことが大切です。
削除申請を無料で代わりにしてくれるNPOや相談窓口も複数あるため、複数機関に並行して相談することもよいと考えます。
無料で申請をしてくれる分、いつのタイミングで消えたのか、本当に全部が消えたのかなどは、一つ一つ連絡できないという背景もあります。
そういった場合に、上記のHIMEPAの利用を検討してみてもよいと思います。

未成年の被害に対しては

弁護士への依頼には保護者の同意が必要となってしまいます。
親に言うことが難しい、警察に被害を言うことがこわいという方、
今は被害について伝えることが気持ち的にも難しいかもしれません。
ですが、デジタル性暴力は拡散される前に、そして出始めてしまったときも、とにかく早い対応が大切です。

親に言うこと、警察に被害申告をすることで良い方向につながるということや、もしも弁護士に依頼したらどのような流れになるのかについては、電話の相談窓口でも教えてもらうことができます。

相談がこわくても、難しくても、今できることについて、デジタル性暴力のケースではないですが、性暴力被害当事者で実際に警察に行くことに大きな恐怖を感じていた筆者(卜田)の当時の気持ちなども含めて書いています。

性暴力被害にあったときにする対応まとめ

親が怒るかもしれない、親に嫌なことを言われるかもしれない、親に全く理解されないという方、
保護者・親の立場の人に知ってほしいことを以下の記事にまとめています。
あなたの代わりに、少しでも親に「あなたが悪くないこと」「保護者の立場で今するとよいこと」「あなたがこのように接してほしいという希望」を伝えるのに役立つかもしれません。
あなたが法的処置のために親の協力が必要になったとき、この記事を読んでと言って、共有してみてください。

セカンドレイプをしないように知っておきたいこと

保護者の立場の方は、スマートフォンやSNSを通した被害だからこそ、動揺したり自分自身を責めてしまい、その気持ちを被害にあった子どもにぶつけてしまったりする可能性もあります。
デジタル性暴力でも、グルーミングは巧妙です。子どもが助けを求めてくれたら、そのことにまずはありがとうと受け止め、必要以上に問い詰めない、何も責めないことを大切に必要な支援機関への相談等に協力をしてください。

もしも記事を読んでもらっても親にひどいことを言われた、力になってもらえなかったとしても、決してあなたが悪いわけではありません。

 

被害の相談や気持ちを聞いてほしいときは、
ワンストップセンター(#8891)チャット相談のCuretime

加害をやめてほしい、助けてほしいというときは
警察の性被害専門相談窓口(#8103)に相談をしてみましょう。
ここの窓口に電話をかけたからといって、あなたの個人情報が知らされたり、すぐに事件化されおおごとになってしまうわけではありません
まずはあなたの心身の安全を守るために、相談をしてみましょう。
決して、警察に相談すること=おおごとにするではありません。
いつでも相談してよい場所です。どうか利用できるサポートを沢山使いましょう。

相談機関への相談を通して、少しだけ親にも助けを求めることができそうと思えたら、より安心した対応をできるよう弁護士に相談することも検討してみてください。

とにかく、写真を送ってしまっても、撮影を断りきれなかったとしても、あなたは何も悪くありません。
脅しをしたり、悪気がなかったとしてもネットにアップロードする加害者が悪く、責任があります。
不安が少しでも減らせるよう、写真や動画を削除するために上で紹介した窓口に相談してみてください。

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知識はやさしさ THYME.

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性暴力被害に遭ってしまったとき、そしてその後、被害者が利用できる支援や被害回復について、サバイバーが発信しています。