性暴力被害によって、その後つよい精神的な不調が出たり、被害直後からずっと症状が続いたりと心理的な不安が出るケースは多くあります。
しかし、そういうときにカウンセリングに頼りたくても、一般的なカウンセリング費用は5,000~10,000円と高額です。
今回は、THYME運営者が実際に利用した制度やサービスも含めて、相談窓口の紹介をします。
目次
カウンセリングが無料になる支援制度
そのほか利用できる相談窓口
CureTime
こちらは、筆者はまだ利用をしたことがない相談窓口ですが、内閣府が設置している公式の相談窓口です。
チャットで相談をすることができます。
空メールを送るとチャットルームが開きます。
指定の相談時間になると相談ができるようになります。
相談には全国のワンストップセンターの支援員の方が関わっています。
性暴力被害の対応を数多くしてきた相談員が対応しています。
Twitterでの発信も定期的にしているので、電話相談はしにくいという方、相談しにくいという方でも投稿を見てみてください。
産業カウンセラー協会 働く人の悩みホットライン
無料で産業カウンセラーに話を聞いてもらうことができます。
社内で起きた性暴力や、性暴力に遭った後に社会復帰をして働いているが苦痛を感じるといったときは、こちらに電話をしてみてもよいかもしれません。
しかし、必ずしも性暴力被害に知識があるカウンセラーが対応するわけではありません。
また、相談時間も30分となっています。
筆者は、社会復帰をしてからまた不安が強まったとき、最近は回復してきたと思っていたけど心が落ち込んでしまったときなどに利用しました。
相談対応をするのは産業カウンセラーのため、職場の状況や環境について悩みを傾聴している人たちです。
そのため、労働環境やキャリア全般で悩んでいる方、何か制度的なアドバイスが欲しい方にもよいかもしれません。
REME
REMEは、有料のチャットカウンセリングサービスです。月額8,000円でいつでも、何度でも悩みを綴って相談することができます。
相談の対応をするのは公認心理士、臨床心理士、産業カウンセラー、看護師の方もいます。
自分のペースでゆっくり相談したい方におすすめです。
また、チャットカウンセリングなので自分の相談内容や相手からの返信の内容が残って見返せることも良い点です。
一方注意が必要な点としては、返信が来るまでに3日程度かかるので緊急の相談には向いていません。
あくまで丁寧にゆっくり相談したいという方におすすめです。
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知識は優しさ THYME