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12月20日(金)開催「大学での学びと性暴力」早稲田大学ジェンダー研究所主催 シンポジウム

もしも性暴力被害に遭ったら

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目次

2024年度早稲田大学ジェンダー研究所主催 シンポジウム
「大学での学びと性暴力」

趣旨

大学での学びと性暴力は、どのような関係があるでしょうか。 ひとつには、性暴力に関連する学び――ジェンダーや人権、法律などの講義や演習でこの問題を取り上げ、必要な知識や社会の取り組みについて学ぶことです。大学はその機会を提供する必要があります。
もうひとつには、大学での学びを安心して行えるように、安全なキャンパスを保障するのが大学の責務です。そのために、大学というコミュニティを形成するすべての人たちの意識改革が必要です。早稲田大学では、学生たちが立ち上がり、性的同意についての啓発活動を大々的に展開してきました。 大学という場では、ほかにもさまざまな取り組みが可能なはずです。他大学では、大学生こそ性教育が必要だと、学生たちが自主ゼミを立ち上げ、学び合う例もあるそうです。
本シンポジウムでは、性暴力の加害・被害をなくすために、大学で何ができるかを考えたいと思います。大学での学びが性暴力被害からの回復に役立ったと語る卜田さん、大学での学びを安全なものにする取り組みを行ってきた東京外大の金さん、そして早稲田で性的同意の概念を広めようとする学生グループのみなさんとともに、講演とワークショップを通じて、参加者の皆さんと学びを深めていきます。

<開催概要>

◇日 時:2024年12月20日(金) 13時10分~16時50分

◇場 所:早稲田大学 早稲田キャンパス14号館 501

◇対 象:学生・教職員

◇言 語:日本語

第1部(講演編)13:10‐14:50

登壇者:ト田素代香(一般社団法人THYME代表)「ジェンダーバイアスからの解放が性暴力被害回復にもたらすもの」

金富子(東京外国語大学名誉教授)「性暴力をなくすため大学ができること―東京外大の取り組み」

性的同意ハンドブックチーム(今井・加藤)(早稲田大学)「学生たちが立ち上がり、性的同意について啓発する」

コメント: 岩川ありさ(文学学術院准教授・ジェンダー研究所所員)

司会・堀芳枝(社会科学総合学術院教授・ジェンダー研究所所員)

 

第2部(実践編) 15:05‐16:45

性的同意のワークショップ

ファシリテイター:性的同意ハンドブックチーム(今井・加藤)

堀芳枝(社会科学総合学術院教授・ジェンダー研究所所員)

豊田真穂(文学学術院教授・ジェンダー研究所所員)

コメント:卜田素代香、金富子

【登壇者プロフィール】

卜田素代香(うらた・そよか)
一般社団法人THYME代表。性暴力サバイバー。被害によりPTSDを発症しPE療法によるトラウマ治療や、捜査~裁判までひと通りの司法手続きを経験。被害回復の過程で、Webサイト「性暴力被害者支援情報プラットフォームTHYME(タイム)」を立ち上げた。

金富子(キム・プジャ)
東京外国語大学名誉教授。専門はジェンダー論・ジェンダー史研究。具体的には植民地期の教育、植民地公娼制、戦時性暴力、現代韓国の性売買研究。『性暴力被害を聴く―「慰安婦」から現代の性搾取へ』(共編、岩波書店、2020年)など、著書多数。

岩川ありさ
早稲田大学文学学術院准教授。専門は、現代日本文学、フェミニズム、クィア批評、トラウマ研究。著書に、『物語とトラウマ―クィア・フェミニズム批評の可能性』(青土社、2022年)。

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